100キロのデブがダイエット本を書いてみた。
はじめに
はじめましての方も多いと思うので簡単に自己紹介をしようと思う。
著者はマエダユウヤ、27才の美容師だ。
社会人として美容室に務め、一人暮らしを始めたあたりから太り始めた。
理由はわかっている。とにかくお金がなかった。
お金が無ければ痩せるのでは?
それは違う。
お金がないと、いかに安くていかにお腹が膨れるかを考えて食べ物を買う。
もやしを大量に食べたり、半額の弁当を狙いに行ったり。
そしてたどり着いた。
作る手間、量、値段、味、全てを考慮して見つけた。
"ペヤングやきそば超大盛り"
ペヤングのカップやきそばが2倍入っていて200円程度。
毎日食べた。
ときには1日に2個食べた。
それはコスパと引き換えに私の体重をどんどん増やしていき、70キロだった体重が100キロになっていた。
この本を開いていただいた方は私がいかにして100キロからダイエットに成功したのかというのを見たかったのだろうが、ところがどっこい100キロは"現在進行形"だ。
そんな著者が書くダイエット本。そんなの説得力ねーよ!と思うなら今すぐ閉じていただいてけっこうだ。
私がこの本を書こうと思ったきっかけはキンコン西野さんの著書「革命のファンファーレ」にデブが書いたダイエット本はちょっと読んでみたいと書いてあったからだ。
100キロのデブが書いたダイエット本。
信じるか信じないかはあなた次第だが、しばしお付き合い願いたい。
もくじ
はじめに
第一章、「考えるな、信じろ。(Don't think.believe)」
第二章、「マイナス×マイナス=プラス」
第三章、「重力1.5倍を受け入れる」
おわりに
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第一章、「考えるな、信じろ。(Don't think.believe)」
第一章のタイトルは、かの有名な「燃えよドラゴン」の有名なセリフをもじったものだ。
信じるものは救われるなんて良く言ったもんだが、この章ではいろんなものを信じてみることからはじめようと思う。
まずは、野菜を信じてみよう。
基本的に野菜を中心に食べていれば痩せる。これは信じる信じないではなく事実だ。
しかし、ジャガイモは太るなんて言われるが、デブは例外なくジャガイモが好きだ。
しかしジャガイモは野菜だ。野菜で太るはずがない。
信じろ。
マヨネーズたっぷりのポテトサラダを召し上がれ。
ちなみにマリオによるとキノコを食べると巨大化するので要注意だ。
次にデブの大好きなドーナツ。
油で揚げているから太ると思われがちだ。
しかしあんなもの形が全てを物語っている。
0の形をしている。0カロリーだ。
信じろ。
真ん中が空いていないドーナツは信じるな。
スナック菓子はあんなものほぼ空気だ、0カロリーだ。
信じろ。
サンドイッチは野菜を挟んでいるのでプラマイゼロで0カロリーだ。
ジュースなんて、水分が脂肪になるわけがない。話にもならない。0カロリー。
そう、世の中の食べ物なんてほとんど0カロリーだ。もはやカロリーとはなんなんだ。そんなもの信じるより自分を信じろ。
他人にカロリーを決めさせるな、カロリーを決めるのは自分だ。
考えるな、信じろ。
第二章、「マイナス×マイナス=プラス」
みなさんも学生のときにこんなことを習っただろう。
これ-2×-5=+10
マイナス×マイナス=プラスになるのだ。
身体に悪いものに身体に悪いものをかければ身体に良いものになるのだ。
代表的なものを紹介しよう。
明太子×マヨネーズ=明太マヨ
魚卵は食べ過ぎると良くない×マヨネーズは食べ過ぎると良くない=最強の調味料
最高においしいのに身体に良いなんて最強だ。
そして、こんな言葉も聞いたことないだろうか?
「油汚れは油で落とす」
なんと、油は油で落ちるのだ!
ということは
たっぷりの油で揚げた鶏のからあげにマヨネーズをかけたら0カロリー!
デブは知らず知らずのうちに高カロリーの食べ物をダイエット食品に変えていたのだ。
これは発見したときには驚いた。
私もペヤングにマヨネーズをかけていれば今ごろはガリガリだったかもしれない。
マヨネーズ最強節の始まりである。
マイナスをプラスに変えろ。
ピンチはチャンス!
第三章、「重力1.5倍を受け入れる」
ここまでは主にダイエットになる食べ物の話をしてきたが、ここからはトレーニングの話。
やはり、いくら食生活を気をつけていてもトレーニングは必要不可欠だ。
しかし、だ。
私は100キロだ。
男性の平均体重が70キロとしたら私の体重は約1.5倍。
要するに1.5倍の重力を感じているということになる。
そうなってくると普通に生活しているだけで、もはや24時間トレーニング中だ。
ドラゴンボールで悟空が重力を変えてトレーニングしていたが、その状態だ。そう、私は悟空だ。
なにもしなくてよかったのだ。
そうなってくるとここで書くことはもう無くなってしまう。
この世界はデブに優しかったのだ。
ときにデブは「このデブーーー!」と罵られることもあるかもしれない。しかしそれは大仏にむかって「この大仏ーーー!」と言っているのと同じことだ。気にしなくて良い。
本書をここまで読んだ方はもうこちらの世界に片足を突っ込んでいる。覚悟してほしい。
もちろんここまで書いたことを実践すれば体重がちょっとづつ減るなんてことはありえない。
待っているのは
「死」だ。
日本で死ねば火葬だ。
焼かれてしまえば骨だけになる、文字通り、体脂肪率ゼロだ。あなたが目指していたものだ。
本書は"必死"にダイエットするためのものだ。
機会があればまたどこかでお会いできることを願っております。
では
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あとがき
こんなくだらない文章に美容師の仕事の合間にエンヤコラと5時間くらいかけてしまった。
炎上しないかビクビクしている。
書籍化の話が来ないかビクビクしている。(来るわけがない)
もとはといえば革命ファンファーレを読んでちょうどデブだしテキトーに書いてみるかと思っただけ(どこにひっかかってんだよ)
キンコン西野さんに「こいつアホや」と言ってもらえたら良い。それ以下でもそれ以上でもない。
あわよくば美容師としてのお客様が増えたら最高ですが、美容師という肩書きにもこだわってないのでまあどーでもいいっす。
これを読んだあなたが少しでもクスッと笑ってくれたら幸いです。
おわり
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