最低
あいつは乱暴だった。
異常に力が強く俺はまったく抵抗ができない。
何をされるのか。
それは想像を絶するものだった。
なんといきなりあいつが俺の中に入ってきたのだ。
俺は思わず顔を歪めた。
「うそ…だろっっ」
しかし抵抗ができない。
あいつは俺の粘膜を刺激し続ける。
俺は抵抗するのを諦めた。
悔しさで涙が溢れていた。
昨日までの俺を返してくれ。
しかし、もう戻ってこないのはわかっていた。
最低だ。
友人に聞いていた。
「こっちの世界はやばいぞ」
「もう一生抜け出せない」
例に漏れず俺もそのようだ。。。
一日中あいつのことが頭から離れない。
思い出すたびに涙が溢れてくる。
どうしてくれるんだ。
どうしてくれるんだ「花粉症」
前田雄也
というわけで、どうやら私も今年から花粉症デビューしてしまったようです。
では